⚫︎入職について

• Q1. 入職のきっかけを教えてください。

  以前、私は介護施設で15年間働いており、平井先生には往診でお世話になっていました。お世話になるうちに先生から「うちで働かないか」と声をかけていただいていましたが、当時は社会保険に加入していたため掛け持ちができず、お断りしていました。
  しかし、今後の人生を考えたときに「これからも訪問診療に関わっていきたい」「次のステップに進んでみたい」と思う気持ちもあり、転職を決意。平井歯科に入職しました。

⚫︎お仕事について

• Q2. 今の業務内容について、詳しく教えてください。

  メインテナンスや歯周治療、院長のアシストなどを満遍なく行っています。
  また、訪問診療の際は院長に同行し、アシスタントをしています。

• Q3. 仕事をする上で大事にしていること、心がけていることはなんですか？

  患者様に寄り添い、コミュニケーションをしっかり取ることを大事にしています。特に高齢の患者様が多いので、天気や日常生活の話題を通じてリラックスしていただけるよう心がけています。
  私は介護施設で働いていたので、ご高齢の方とお話しするのが特に大好きです。いつも天気のお話から雑談に入って、日常生活のことをお聞きしていますね。
  訪問診療の同行の際は、先生と患者様の間に入ってコミュニケーションを取っています。先生の言いたいことを患者様に代弁するときには、難しい言葉は使わずにわかりやすく伝えるように心がけています。
  職場の雰囲気を悪くしないように気を配ることも心がけています。

• Q4. 仕事において、やりがいやモチベーションに繋がっていることはなんですか？

  患者様から喜んでいただけること、満足して帰られる姿を見ることが大きなモチベーションですね。定期検診でクリーニングが終わったときに「気持ちが良かった」「ありがとうございました」って皆さんから言ってもらえるのでとても嬉しいです。
  訪問診療ではよく「義歯でよく噛めるようになった」と喜んでもらっています。訪問診療は、基本的にお口に何か問題を抱えた方から依頼が来るので、患者様の状態が改善したときに大きな喜びを感じますね。

• Q5. 仕事を通して自分が成長できたと感じるポイントを教えてください。

  一般診療に対して、22年以上の長いブランクを解消できました。
  7年間の子育てによるブランクと15年間の介護施設勤務があり、一般診療に戻る際には不安もありました。行政の健診や学校・保育園の指導などに入る機会はあったものの、長い間一般診療から離れていたんです。しかし、以前の経験を活かしつつ、新しい材料や技術を学び直すことでブランクを埋められたと感じています。
  身につけた手技は何年経っても手が覚えていましたが、材料関係が全く変わっていたので一から覚えるのが大変でした。平成初期のものと現在使っているものは全く違っていて、初めて触れるものも多く「何これ！？」と戸惑うことばかりでした。
  ですが、当時の先輩スタッフが嫌な顔せず根気よく教えてくれたので、少しずつ覚えて自分でも扱えるようになりました。入職してしばらくは医院のやり方や材料の種類など、メモを取りながら覚えていっていましたね。
  今も、新しい機器が入ったときには周りのスタッフに使い方をよく聞いています。スタッフや先生も質問しやすい雰囲気を作ってくださるので、新しい機器についても安心して学ぶことができています。

• Q6. この職場/仕事でなければ、あなたはどんな職場でどんな仕事をしていたと思いますか？

  もし今この職場で働いていなかったら、施設の歯科衛生士としてそのまま働き続けていたか、全く違う一般事務のような仕事か、専業主婦をしていたかもしれません。
  歯科衛生士に興味を持ったのは、通っていた歯科医院で「歯科医師でも歯科助手でもない人」が働いている姿を見たことがきっかけです。そのとき「この人たちは何をしているんだろう？」と興味を持ち、調べてみると歯科衛生士という仕事があることを知りました。この発見が、今の仕事に繋がっています。

• Q7.「辞めよう！」と思ったことはありますか？それでもお仕事を続けられる理由や原動力など、教えてください。

  あります。
  訪問診療に携わりたいという思いで入職したのですが、実際は業務の97％が一般診療で、訪問診療の機会がほとんどありません。この仕事内容のギャップで悩むことがあります。
  続けられている理由としては、私を頼りに来院してくださる高齢の患者様の存在があります。その方々のためにも、自分がここにいる意味があると感じ、頑張ろうと思えています。先生の奥様もとてもいい人で、働き続けていきたいと思える理由の一つです。

⚫︎医院について

• Q8. この医院に勤めて「よかった！」と感じた点をいくつでも教えてください。

  希望の休みが取りやすいところです。スタッフ同士がお互い様の気持ちでフォローし合っているので実現できていると思います。
  急な予定変更にも柔軟に対応してもらえるので、子育てや家族の都合に合わせやすい環境です。息子の運動会が雨天延期で急な日程変更になったとき、院長に急遽電話して対応していただけました。

• Q9. 他院にはない、この医院ならではの魅力は？

  ほぼ残業がありません。たまにあっても数分くらいですね。現在、私は午前の勤務ですが、以前フルタイムで終業時まで働いていた時にも残業はありませんでした。
  診療が早く終わる日は定時より早く帰れることも魅力の一つです。医院全体が残業をしない方針なので、働きやすい職場だと感じています。
  診療後、時間を少しオーバーして次の日の準備を残ってやっていたことがあったのですが「早く帰れるときは帰りなさい」と先生に注意されたことがありました。いい意味で今までの概念を覆されましたね。

• Q10. 医院や院長、働く仲間など、「医院の自慢」はなんですか？

  院内の雰囲気がギスギスしておらず、スタッフ同士が気持ちよく働けるところが自慢です。
  また、急なお休みがあってもなんとかできるように、スタッフ同士でお互いにカバーし合える体制が整っています。先生にもお休みの相談をしやすいので、安心して働くことができます。

• Q11. あなたにとって院長はどんな上司ですか？

  院長先生は、いい意味で優しく、悪い意味で少し甘いところがある方です。
  特に若いスタッフには怒ることが少なく、患者様の前で絶対スタッフを叱らない姿勢はとても良い点だと思います。スタッフの家庭を優先してくれるなど配慮に富んだ面も多く、全体的に働きやすい環境を作っています。

⚫︎これからのこと

• Q12. お仕事とプライベートで、これからやりたいことやチャレンジしたいことはなんですか？

  仕事では、これからも訪問診療や口腔ケアを通じて世の中に貢献していきたいですね。
  プライベートでは、元々スポーツが好きなので体を動かしながら新しい趣味を見つけたいです。
  過去に熊本城マラソンを完走した経験があり、体を動かすことの楽しさを再確認しました。参加権が当たったことをきっかけに、10キロコースから始めて、2年連続で完走したんです。ただ、膝を痛めてしまったこともあるので、無理のない範囲でウォーキングなどを続けながら、違う分野にも挑戦してみたいと思います。

• Q13. この医院は、どんな人が合うと思いますか？

  この医院では、業務内容の種類が少なめで石膏や充填作業がほとんどなく、歯科衛生士としての業務に集中できます。そのため、歯科医師中心の診療体制を望んでいる方に向いていると思います。
  また、子育て中のスタッフが多く、お互いの気持ちを理解し合いながら助け合える職場です。お局様のような存在もいないのでのんびりした雰囲気があり、のびのびと働けます。
  壁をつくらず、年齢に関係なく仲良く働ける環境なので、ぜひ一緒に働きましょう。